りんごの木｜山形の結婚式場｜パレスグランデール/PALACE GRANDEUR

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Wedding Report

りんごの木

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2018.2.24

幸せになる為に選択してきた人生

人生は選択の積み重ね。１から393。これは過去から現在を表す「数」。過去から今、そして未来へ受け継ぐ想いの数。「りんごの木」が教えてくれた家族の繋がりをご紹介します。
新郎・元基さんのご実家は果樹農家を営まれています。元基さんのおじいさまが始めた「りんご」をご両親が受け継がれたのだそうです。寒暖の差、日照、降雨量、土壌の栄養分そして健康であるかを判断し、木々の1本1本の様子（表情）を見て最善を選択すること。1本の苗が実を成すまでに費やされる手間と年月は愛情そのもので、何だか親と子、家族の関係と重なって感じます。時には台風や悪い虫が付かないようにと心配する親心は成長とともに増えて大きくなるものです。誰しも幼い頃は、物事の決断には親の導きや見守りがあってこそ。しかし成長とともに、何を学び、何のためにどうするのかを、自ら「生き方」のようなものを選択をしなければなりません。ただ、幼い頃と明らかに違うのは、選択は親ではなく自分に寄せられていること。また親だけではなく仲間が増えてそばで応援してくれるそんな中で、意思で幸せになる為の選択ができるということ。
りんごの花には「選択」「選ばれた恋」という花言葉があります。元基さんと新婦の彩さんのご縁は恋となり今日へと繋がりました。これまでのたくさんの選択があって今があるということ。そしてどんな些細な選択も成長の糧であり幸せに結びついていることをおふたりに教えていただいた結婚式でした。披露宴を挙げるという選択、これも間違いなく幸せに繋がってる選択だと思います。これからも元基さんと彩さんの選択が実り多き人生となることを、心から応援しています。ウエディングプランナー上條智広
393は今日披露宴会場で394となりましたね。ふたりのりんごの木、仲間の木です。育てましょう。ずっと。

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私はお打合せの際、ご実家のりんごの木の本数を数えてきてほしいとおふたりにお願いをしました。その数393本。ご家族が繋いだ生命（いのち）の数であり、年月を越えた想いの繋がりの証です。

会場内にたくさんのりんごが実った大きな木が完成しました。皆さんがメッセージを記したりんごは彩さんの手作りで、葉っぱや軸の作り込みがとても丁寧。さすが保育士さん！
成長にはたくさんの愛情と時間が必要ですが、やがて幸せが実ること。「りんごの木」という結婚式のテーマが小さな子ども達に触れ合う彩さんのお仕事の励みにもなればとても嬉しく思います。

キャンドルリレーによって会場内にはあたたかな火が灯りました。皆さんの灯りの数はこれからのおふたりの未来を一緒に照らしてくれる灯りの数です。

私はおふたりが暮らす町が大好きです。雄大な最上川と瑞々しい木々に澄んだ空気。その生命力あふれる地に、元基さんと彩さんが根を張り天にむかって真っ直ぐ伸びる、まるで1本の樹のようなつよくあたたかい家庭を築かれるのだろうなぁ、なんて思っています。