俺の生きざまを見ろ！｜山形の結婚式場｜パレスグランデール/PALACE GRANDEUR

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Wedding Report

俺の生きざまを見ろ！

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2013.9.7

男決意の鮪参枚おろし

はじめてお会いした時から文人さんの目はどこか凛としていて信念のようなものが感じられました。自分の意思を持ち、何かを決意しているかのような物腰すら感じました。目に鋭いもの！そんなふうに表現したらよいのでしょうか。私も同じ男性だから感じ取れる部分があったのかわかりませんが、「男の決意」のようなものがあったのだと思います。東京で就職していたという新郎文人さん。鮮魚店を営む父の跡継ぎとして山形へ戻り、現在はお父様と一緒にご実家で鮮魚店をされていらっしゃいます。そして、出逢った新婦恵さん。文人さんのお店の近くにお勤めだった恵さんもまた生まれ育った地域に貢献しながらお仕事をされていらっしゃる方でした。結婚式は「決意を伝える場」とも言いますが、生まれ育った地元に根付き、父の後を継ぎ大切にしたい人と共に生きることを決意した文人さんの想い。自分の大切な人たちに、家族に、友人に…。言葉ではなく表現した方法は鮪の参枚おろし。文人さんがご自分で仕入れられたという塩釜産のメバチマグロ。真剣なまなざしでさばくその姿には、「俺の生きざま！」と言わんばかりでした。地元と仕事へ注ぐ情熱を皆さんへ伝える文人さんの姿。これからお世話になる地元の皆さまへの精一杯のご挨拶であったことでしょう。ふたりは挙式直前にチャペルのブライズルームの日記にこう記しておりました。「楽しもう!!明るく楽しい家庭にしようね。マグロ頑張れ！」と。何かを決意し、そのひとつひとつを乗り越えた先にはきっと充実感があります。これからのふたりで歩まれる人生の中で「楽しかったね。」といえる日ができたはず。「あーんな大きい鮪、よくみんなの前でおろしたねー」なんて、お正月に親戚が集まった時や久々に会う旧友との時間…結婚式の思い出話に花が咲くのではないでしょうか？そして文人さんにしかできない決意の表現であったことは間違いありません。あの鮪の味は決して忘れる事のできない味。「いつまでもいつまでも語り継がれる、ふたりの未来を支える思い出の結婚式」ですね。　ウエディングプランナー

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文人さん、恵さんの結婚式は8月の暑さをまだ時折感じさせる9月の上旬。お父様の跡を継ぐべく決意した文人さん。ご実家鮮魚店を愛し、その家業から、そしてご招待したゲスト皆さまにもまだどこかに夏の暑さを避けるような避暑地に招かれたような清涼感のある空間をイメージ。おふたりならではの海をイメージした爽やかな空間が会場いっぱいに広がっていました。乾杯はパレスグランデールソムリエによるシャンパンサーベラージュ。シャンパンサーベラージュは昔航海へ出る出発の時に行われた乾杯のセレモニー。おふたりの新たな門出にふさわしい乾杯のひとときです。

男性陣の元気な掛け声により運ばれてきたのは、巨大な鮪！鮪みこしです。ケーキ入刀ではなく、鮪入刀。会場中が笑いとどよめきが生まれました。ですが、入刀だけにとどまりません。ここからが男のみせどころです！タキシードの上着を脱ぎ、包丁を片手に鮪の解体ショーを文人さん自らが。これからお付き合いのある取引先の皆さんや友人、お父様お母様、そして恵さんも文人さんの一生懸命な姿を見守ります。みごときれいにおろした鮪を高々と掲げるお姿に会場からは大きな拍手が沸き起こりました。新鮮なおろしたての鮪をスプーンでひとすくい。ファーストバイトはお魚…というのもふたりらしく、またおろしたお魚を皆さまにおもてなしできたのもふたりらしい感謝の気持ちを表せたのだと思います。

お父様お母様も文人さん、恵さんがたくさんの方に囲まれ祝福されているお姿に胸がいっぱいだったことと思います。最近楽しそうにスマホをさわり始めたという文人さんのお母様。そのご様子から両親へipadをプレゼントした文人さん。なんとそのipadの中には“家族との思い出の写真”が入っているそうです！恵さんはゴルフグローブのフルオーダーギフト券をお父様へ、お母様にはいつまでもおめかししてきれいなお母さんでいてね、という思いを込めてネックレスをプレゼント。息子・娘ならではのお父様お母様へのありがとうが込められたプレゼント贈呈のシーンでした。皆さんの前で堂々と立派に挨拶する我が子の成長はお父様お母様にとってもこの上ない喜びです。ふたりの決意が間違いなく伝わった披露宴。熱い気持ちがおひらきになった会場の中へ余韻として残っているようなそんな披露宴でした。