2025.12.1
2025年10月24日、山形市が主催する「令和7年度 山形市技能功労者褒賞」において、パレスグランデールの日本料理長・伊藤哲雄が表彰されました。
本褒賞は、優れた技能と豊富な経験をもとに、地域産業や後進の育成に長年貢献してきた技能者をたたえる制度です。伊藤は、日本料理を通じて山形の食文化を発信し、地産地消の推進や若手育成に尽力してきたことが高く評価されました。
山形市技能功労者褒賞とは
「山形市技能功労者褒賞」は、市内に居住し、30年以上の経験と卓越した技能を有し、指導的立場で地域産業の振興に貢献している技能者を表彰するものです。
職種や業界を問わず、長年にわたって地域社会に根ざした活動を続けてきた人材を称える制度として、毎年山形市が実施しています。
山形の旬を活かし、地産地消を広める料理人
伊藤はパレスグランデール日本料理部門の料理長として、四季折々の地元食材を生かした料理を提供し続けてきました。山形ならではの味覚を活かした献立は、多くの来館者に感動を与え、地域の生産者や調理関係者との連携を大切にし、食材の魅力を引き出すことで“地産地消の輪”を広げてきました。その取り組みは「食を通じて地域を豊かにする」パレスグランデールの理念にも通じています。
技の継承と若手育成への情熱
料理長としての伊藤は、後進の育成にも情熱を注いでいます。近年では、一般社団法人 日本全職業調理協会が発行する『日本料理四季報』（2025年8月号）に、伊藤の創作料理が掲載されるなど、伝統を重んじながらも、現代的な感性を加えた独創的な一皿は、全国の料理人からも注目を集めています。
本受賞は、地域に根ざした“食のものづくり文化”を守り育ててきた歩みの成果でもあります。パレスグランデールはこれからも、地域の食材と技を生かした料理でお客様に喜びを届けるとともに、山形の食文化を次世代へとつないでまいります。
