ふたりが歩むはじめの一歩｜山形の結婚式場｜パレスグランデール/PALACE GRANDEUR

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ふたりが歩むはじめの一歩

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ふたりが歩むはじめの一歩

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2013.8.31

私たちの想いは届きましたか？

「仲のいいご家族」ご結婚式に向けての打合せが始まり、私がプランナーとして感じた最初の印象でした。ご相談事があると真っ先にご自分のご両親へ相談。きっとなんでも親御様に話されるんだろうなぁ、まるで友達のように話をされる親子の会話が仲の良さをかもしだしていました。とある打合せの日。新郎豪（すぐる）さんがこんな話をしてくださいました。「俺、20歳になった時成人式の日に親父に言われたことがあるんです。男は結婚しないと立派な大人だって認めないぞ。」そのように話される表情には、結婚が決まった今でも、「親にまだ自分は頼ってばっかりいるんだ」という声色もどこかくぐもった印象でした。私はおふたりに問いかけました。「親御様に素直に感謝の気持ちを伝えることができますか？」感謝の気持ちは素直に伝えることが当たり前だと思っていた私にとって、YESだと思っていた回答はまさかのNO。本当はたくさんの感謝の気持ちを伝えたい豪さんとまりなさんであることは充分に承知していました。ただ恥ずかしいが故、そばにいて自分たちを当たり前のように守ってきてくれた親だからこそ照れてストレートに表現できない…そんなふたりでした。きっと「ありがとう」と素直に言えることができた時、おふたりが夫婦として初めて自立し社会へ踏み出す一歩がふたりにとっての結婚式の場であるとこの時確信しました。父の影響で始めたサッカーで感謝の気持ちを込めて、パスしたメッセージボール。受け取ったボールを眺めるお父さまはなんとも嬉しそうで、きっと息子さまの成長を思い起こしていたことだと思います。おふたりは、結婚式を通して、お父様の言っていた大人になることの意味、そしてその覚悟ができたのだと思います。披露宴がおひらきになりゲストの皆さんをお見送りをしているおふたりの表情を拝見した時、最初の頃にお会いしたおふたりとは違う、喜びと自信に満ちたやわらかな表情をされている豪さんまりなさんがいました。ウエディングプランナー稲毛千尋

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おふたりが選んだ会場装花はひまわり。8月の太陽がキラキラと明るく照らすこの季節にぴったりのお花ですね。ひまわりもまたおふたりの未来を明るく照らすように、会場内を華やかに彩ります。友人が集まってくれて何回も祝ってくれる乾杯のシーンや自分たちの為に友人からの心のこもったスピーチは、一生忘れないおふたりにとっても、最高のはなむけの言葉ですね。

当日たくさんのご友人に囲まれて祝福を受けるおふたりのお姿にお父様、お母様の喜びもひとしおだったことでしょう。ふたりで相談することももちろんですが、ご自分の親御様へすぐにご相談されていたおふたり。ウエディングドレス姿をお父様お母様へ見せる事ができた嬉しさもまりなさんは感じていたことだと思います。プロフィールVTRでは、小さい頃からの生い立ちを振り返りました。改めて振り返ってみるお写真の数々にたくさんの愛情をもって育ててくれた両親のあたたかな愛情にこれから将来生まれてくる自分たちの赤ちゃんにもたくさんの愛情を持って育てよう、と決意を新たにした瞬間です。

生まれた時から今日までずっとずっと見守ってきてくれた両親。近いが故、そばにいて自分たちを守ってくれることが当たり前だと思っていた両親。だからこそ、なんだか照れくさくて“ありがとう”の言葉は言えない…そんな想いからスタートした打合せ。たくさんのゲストのみな様からの祝福がふたりを後押ししてくれるように、こんなにも素直に伝えられた“ありがとう”の一言。親御様にもきっと届いた感謝の気持ち。ふたりのペースで一歩ずつ歩みだした8月31日の出来事は決して、忘れられない一日になったことと思います。